>[Re:3] mmさんは書きました :
> 説明ありがとうございます。
> 途中で無血清培地を変えると基本的には、Transfectionはそこで中止することになりますよね。一方血清培地でTranfectionしていれば、多少効率は悪くても48時間Transfectionを続けることになりますよね。
>
> そう考えるとどちらも同じ気もします。
リポフェくタミンが開発された当初は、Transfection後、数時間からOver nightで培地を交換するというのが基本プロトコールとなっていました。リポフェくタミンの細胞への影響が未知数であったり、長期間の処理で細胞が死んだりすることがあるのがその理由だと思います。
しかしながら、おそらく社内の色々な検討などから、特に死ぬとかよほど細胞に見た目の変化がない限り入れっぱなしでいいという結論に至ったのだと思います。また更に改良も加えられていたり、目的に特化している商品も出てますし。ただしどんなときも入れっぱなしでいいかというとそれはあなたの実験系で調べてみるほうがいいかと思います。とくに分化を促進したいときとか、分化しやすい細胞だったりとかのばあい。
感触としてはよく入る細胞でプラスミドをいれた経験しかありませんが、入れっぱなしでも培地を変えてもそんなに大差がなかった記憶はあります。ただしRNAiとかであれば見た目にタンパク量が減るには時間がかかりますので入れっぱなしで細胞にダメージがないならそれでいいかと思います。 |
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