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(無題) 削除/引用 No.10982-4 - 2022/11/29 (火) 02:06:01 - おお 一般的に胎児の血清は補体が出来上がってないのでHeat inactivationはしなくてもいいということになっています。また、昔はマイコプラズマを死滅させるためにHeat inactivationしてたようす。現在は培養用はマイコプラズマFreeで販売されているのでそういう意味でも必要ありません。 ただし、分化などで細胞の反応がロットによって異なることもあり、神経細胞系の培養ではグリア系細胞が増えるのをHeat inactivationで抑制できるといった話もあったと思います。たぶんBMPなどを熱変性させているのだと思う。 このように分化に関わるような実験は微妙なグロースファクターやサイトカインなどのバランスで思わぬ結果になる可能性があるので、個人的にはHeat inactivationしたほうがいいと思っています。

(無題) 削除/引用 No.10982-3 - 2022/11/28 (月) 15:11:57 - hidon 回答いただきありがとうございました。 確かに、FBSのロットによっても異なるのかもしれませんが、非働化をせずに使用しても、特定の細胞以外にはそれほど影響はないのかもしれませんね。

(無題) 削除/引用 No.10982-2 - 2022/11/25 (金) 18:15:45 - あふ ある時からいけるんじゃないかとおもって、MSCを非働化FBSで培養してみたら、特に問題ありませんでした。THP-1のような、血球系細胞では非働化したほうが良いとききましたが、非働化を忘れて培養しても、増殖率や表面抗原、炎症性サイトカインの発現に差はありませんでした。FBSのロットにもよるとは思いますが、世間で言われているほど非働化が必要かといわれると、個人的には？です。

hMSCの培養における血清の非働化 削除/引用 No.10982-1 - 2022/11/24 (木) 13:21:46 - hidon ヒト間葉系幹細胞 (hMSC) の培養に、胎児ウシ血清 (FBS) を使用しています。 細胞製品メーカーからは、血清の非働化は必須ではないとの情報を得ました。 元々胎児血清に補体が少ない、市販のFBSの品質的に非働化は不要、といった理由のようです。 一方、ダメージを受けやすい細胞など、細胞の種類によっては非働化した血清を用いた方が良い、とも耳にしました。 hMSCの培養では、血清の非働化は必須でしょうか？

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