フローサイトメトリー (FCM)と蛍光抗体法(IF)で蛍光抗体の構造に何か明らかな違いがあるわけではないと思います。通常はいずれかで使っているものはもう一方でも使ってます。ていうか固定の有無や方法などの条件が基本邸に同一であれば、FCMで使えるなら(添付書類に書いてなくても)IFでもいけるだろうみたいな感じでやってます。
ただFCMにおいて未固定の検体でのみ使用可能みたいな(つまり天然状態の抗原タンパク質とのみ反応する様な)抗体の場合、固定したIFの検体には使えないとかはあるかもしれません。これはFCM用、IF用というよりもその抗体自体の特性に起因するものですが。
その様な場合に、どうしてもIFでつかいたいということならば、FCMの時の条件に準じた方法で
IFを行うとか必要かもしれませんが、これはこれでややこしくなり、いつもうまくいくとは限らないですので、特別な事情がないならばIF適用可能な抗体を買う方が賢明です。 |
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