やっぱ、これ一筋的なスタンスだとすぐに限界来るだろうし、やればやるほど蓄積するデータは、体の中で起きてる真実の姿からどんどん離れていくこともおそらくあるでしょう。でもこれを細胞生物学者を自任するえらい先生方にバシッと言えるかと言われたらそんな勇気はないです。一般的に細胞の実験データはクリアですし、予想どうりのデータも出やすく(つまり誰でも考えるようなことして、どっかで見たような私でも予想できるような何も意外性のないデータを得てるだけなのですが)ついつい、いい感じで進んでる錯覚にはまりやすいですね。動物実験とかだとばらつき大きいし、たまに有意差あっても1,5倍とかが多いし。労力の割に培養系のような綺麗なデータにはなかなか遭遇しないし。
培養細胞系だけでなくて、実験動物、ヒト検体、in vitro系生化学実験、情報生物学をうまく動員して常に多角的に考えられる人になりたいです。でも自分のキャパではそうあれもこれもはとても無理ぽいです。 |
|