> >[Re:2] おおさんは書きました :
> アガロースやセファデックスはある親水性があるため、それによるノンスペが出るのではないかと思いますが、
> 物質間に働く引力で、疎水性相互作用という力はあるが、親水性相互作用なんて力は存在しない。イオン性解離基の静電相互作用による結合はあっても、アガロースやセファデックスには当てはまらない話です。
失礼しました。疎水性相互作用という学術的な用語はありません。しかしながら親水性であるがゆえの相互作用はいくつか存在します。また、アガロースビーズなどでよく言われるのは多少の塩を加えてノンスペを低減するということです。アガロース自体がイオンを生じないと思いますが、何らかの形でイオン結合が関与しているようです。
> >[Re:2] おおさんは書きました :
> アガロースやセファデックスはある親水性があるため、それによるノンスペが出るのではないかと思いますが、
> 物質間に働く引力で、疎水性相互作用という力はあるが、親水性相互作用なんて力は存在しない。イオン性解離基の静電相互作用による結合はあっても、アガロースやセファデックスには当てはまらない話です。
失礼しました。親水性相互作用という学術的な用語はありません。しかしながら親水性であるがゆえの相互作用はいくつか存在します。また、アガロースビーズなどでよく言われるのは多少の塩を加えてノンスペを低減するということです。アガロース自体がイオンを生じないと思いますが、何らかの形でイオン結合が関与しているようです。
不思議なのは親水性ではありながら、疎水性の強いもの、アグリやすいもの(疎水性部分の表面への露出などが原因と言われている)は強く結合することがあり、疎水的側面もあるようです。
磁気ビーズが磁性を帯びていないことは存じ上げています。未使用で磁性を帯びてないカッセットテープやフロッピーディスクなども磁気テープ、磁気ディスクと言われたりします。学術的定義についてはよくわかりません。
それはさておき、磁気ビーズは疎水的表面という固定観念がありましたが、調べてみるといろいろ工夫されているようでPVAなどOHをもったもので疎水性を弱めたもの、polymethacrylateなどCOOHが露出しているものもよく使われていてこれらはコバレントにアフィニティー担体の結合にも利用されているようです。PEGなども使われているようですね。そういうポリマーに加えSiベースのコートも見受けられます。
また、MBLは疎水的表面のものと浸水的表面のもの両方取り入れているようです。
そうなるとどうも磁気ビーズのほうが良かったといってもバリエーションが結構ありどれかなぁとっていう感じですね。 |
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