普通は定量します。私の印象では発表されている論文では何らかの定量がされていることが多いです。
マーカーになるものがあればそれで染めるあるいはレポーターになるようなものをつかう。たとえば
PMID: 17556710 Fig1
PMID: 27460990 Fig2
PMID: 24606803
PMID: 24885713
PMID: 33683488
PMID: 33919977
PMID: 22457705
PMID: 29651108
PMID: 27126164
ある程度の導入効率があるなら全体で比べても定量しやすいはずです(ノンパラを使うべきですが)。またないものが発現(たんぱくなどにしろその他の形質にしろ)するならもっとやりやすいと思います。
あるいはレポーターになるようなものをつかう。
導入されたに絞ってみたいなら、GFPなどといっしょに導入して観察時はGFPポジにしぼる。高発現をみたいなら一定以上の蛍光強度という閾値を設けてもいいでしょう(恣意的にならないようにしないといけないけど)。GFPでなくても導入したものがタンパクならその蛋白でそめるか、タグをつけておいてタグで染めるかすれば導入されたものに絞り込むことができます。
>みなさんどうやって多様な細胞の中から真実を抽出していますか?FBSを抜いたりでしょうか?
FBSを抜いたら他の実験になってします。まああなたの見たい現象にベストなコンディションを選ぶという視点では試行錯誤してもいいでしょうけど。
真実を抽出というのは見た目で違うのがわかっているなら(意外と人の目はバイアスがかかってないじょうたいなら信用できる)、それに忠実なDescriptionの仕方を探すだけです。形態が複数ありそうなら分類してみるのもいいでしょうし、感じたことを漠然としたものにしないで具体化すればいいです。 |
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