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アクリルアミドゲルのコラーゲンコーティング トピック削除
No.10842-TOPIC - 2022/10/04 (火) 12:10:03 - 大学生
お世話になります。

最近研究を始めた者です。
知識不足はご容赦くださいませ。

今現在アクリルアミドゲルの上にコラーゲンコーティングをしています。
このときに使用しているコラーゲン溶液はpH3の塩酸溶液をバッファーとしております。
アクリルアミドゲルを活性化させてコラーゲンと共有結合しやすくしたのち、コラーゲン溶液を塗布して一晩4℃でインキュベートという手順です。
ここで質問なのですが、アクリルアミドゲルは塩酸に対する耐久性?は強いのでしょうか。
調べてみてもヒットしませんでしたのでこちらで質問させていただきました。
研究室で初めて行う実験なので周りにわかる方がおりません。
論文を見てみますとHEPESやPBSをバッファーとしたコラーゲンを使用しておりましたが、それはアクリルアミドゲルが酸性に弱いから中性にしているのかなと考えましたが、実際のところがわかりません。
使用しているコラーゲンの販売元のプロトコルは塩酸をバッファーとするように書かれていましたので現在は塩酸を用いております。

長文失礼いたしました。
お聞きしたいことはアクリルアミドゲルの酸性溶液への耐久性です。
よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.10842-9 - 2022/10/05 (水) 01:51:09 - おお
>[Re:7] 大学生さんは書きました :
> おお様
>
> 酸性のコラーゲン原液をHEPESやPBSで希釈しているようです。
> ゲル化してしまうということは、アクリルアミドの上にコラーゲンゲルの薄膜ができてしまう可能性があるということなのでしょうか。

コラーゲンの物性について語るほど知識もないですが、すぐにゲル化するかと言われれば徐々にゲル化するだろうし、その間にPAGEにどの程度浸透するのかという事かもしれません。薄くするとそれぞれの分子が出会う機会がへるのでゲル化もしないだろうけどそれがどの程度の濃度で考えていいのかもわからないです。

そもそもアクリルアミドの網目を考えると(どれくらいの濃度のものを使っているのか知りませんけど)そう簡単に内部に浸透すると思えませんし、活性化されたアクリルアミドゲル表面にトラップされるなら、そこでコラーゲンの層ができるわけで、どうころんでもコラーゲンゲルの薄膜ができるような気がしますが、、、

(無題) 削除/引用
No.10842-8 - 2022/10/04 (火) 14:42:01 - 774R
ディッシュをコラーゲンでコートする時は、原液のコラーゲンをPBSで1/50から1/100希釈して1時間インキュベーションしますが、薄まってるせいか粘度は問題ありません。むしろ部分的に重合した状態でディッシュに吸着させてるのだと理解しています。

アクリルアミドゲル上での培養で、どこまで深くコートされる必要があるのか分かりませんが、ゲル化しない程度の濃度のコラーゲンなら中性で問題ないのではないでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.10842-4 - 2022/10/04 (火) 14:19:00 - 774R
何に使うかくらい書きましょう。

電気泳動ですか?
培養ですか?

(無題) 削除/引用
No.10842-3 - 2022/10/04 (火) 13:56:52 - おお
お示しの方法、コラーゲン原液は酸性で、それをHEPESなどで希釈しているのでは?pHを中性に戻すとゲル化がはじまるので、溶液として扱えなくなってくる。

(無題) 削除/引用
No.10842-2 - 2022/10/04 (火) 13:51:25 - おお
https://www.future-science.com/doi/10.2144/000114597
コラーゲンを未重合のアクリルアミドに混ぜて重合するというやり方もあると思う。

PAGEは例えば塩基性のたんぱくを酸性条件下で流す方法がありますので(電流を逆に流す)、その程度期間では、そんなに劣化はないと思います。また、SDSPAGE後CBBなどで染色するときは5ー10%酢酸、20ー50%メタノールで固定します。脱色含めて酢酸の入った脱色液でOVER NIGHTということもありますしそのまま脱色液中でしばし保存ということも。

そういうことを考慮に入れると、酸にさらしてボロボロになっていくという事はないと思います。

逆にアルカリでは安定性に問題がありオリジナルのSDSPAGEのプロトコールのゲルはpH9弱のさらされていて、すぐにぼろぼろになるわけではないけど、1、2週間経つと分離能が損なわれてきます。最近のプレキャストは長期保存ができるよう、pHを中性付近にしたものが売られてます。

アクリルアミドゲルのコラーゲンコーティング 削除/引用
No.10842-1 - 2022/10/04 (火) 12:10:03 - 大学生
お世話になります。

最近研究を始めた者です。
知識不足はご容赦くださいませ。

今現在アクリルアミドゲルの上にコラーゲンコーティングをしています。
このときに使用しているコラーゲン溶液はpH3の塩酸溶液をバッファーとしております。
アクリルアミドゲルを活性化させてコラーゲンと共有結合しやすくしたのち、コラーゲン溶液を塗布して一晩4℃でインキュベートという手順です。
ここで質問なのですが、アクリルアミドゲルは塩酸に対する耐久性?は強いのでしょうか。
調べてみてもヒットしませんでしたのでこちらで質問させていただきました。
研究室で初めて行う実験なので周りにわかる方がおりません。
論文を見てみますとHEPESやPBSをバッファーとしたコラーゲンを使用しておりましたが、それはアクリルアミドゲルが酸性に弱いから中性にしているのかなと考えましたが、実際のところがわかりません。
使用しているコラーゲンの販売元のプロトコルは塩酸をバッファーとするように書かれていましたので現在は塩酸を用いております。

長文失礼いたしました。
お聞きしたいことはアクリルアミドゲルの酸性溶液への耐久性です。
よろしくお願いいたします。

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