皆さま
アドバイス・情報ありがとうございます。
とりあえず、次の条件は試してみました。
>私だったら、最初は粗抽出DNAを1/100, 1/1000,,とさらに希釈したもの>を準備して、どの濃度からポジコンが動くかを確認します。そしてポジコン>が動く濃度に希釈した粗抽出DNAをその濃度まで希釈してPCRを試します。
>PCRの液量が解りませんが、もし20 1マイクロLの反応液なら、KClの持ち込>み量多すぎるかもしれません。
〇塩・粗抽出液の持ち込み量の検討について
Lysis bufferを1/100、1/1000に薄めてポジコンに加えてみました。
1/1000まで薄めないとポジコンも動かないことが確認できました。
ただ,素抽出液単独では1/1000でも1/10000でもバンドは出ませんでした。
>PCR阻害物質はPVPなどを精製時にくわえてのぞくという方法論をよく見ます>が、直接PCR mixにいれて阻害効果を中和していますね。やってみてもいい>かもです。
〇アルカリ抽出もダメでした。
他の条件は検討中です。
指摘でもあったようにポリメラーゼの種類についても影響しているのではないかと考えています。現在、教育機関におり、実習のためにプレミックスは重宝してるのですが、バンドがなければ実習になりません。
今回、ホットスタート・プレミックスを初めて使っています。ホットスタートでプレミックスの上に,ローディングダイが入っているので、たしかにこれまでの野生型taqの経験よりは増幅効率はよくないように感じています。
阻害物質に強いポリメラーゼだとうまくいきそうな気もしますが、どれくらい影響するのでしょう。
検討中なのは、MightyAmp DNA Polymerase(TaKaRa),KOD One® PCR Master Mix(TOYOBO),KOD FX Neo(TOYOBO)などです。いずれも米や植物葉からのone step法でのPCR例が掲載してあります。 |
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