プレステインマーカーを使っているなら、未染色マーカーにして後染めする。
BioRadはプレステインマーカーの草分けで、いまではロット差のない安定した製品になっていますが、はじめの頃はそうではなかった。
色素の乗り具合でバンドの位置が異なるので、ロットごとに実測から割り出した分子量がプリントされたステッカーが製品に添付されていた。
当時は、プレステインマーカーはルーチンワークには使っても、論文に乗せるデータにするようなここ一番のときは無染色のマーカーを使ったりした。
だからプレステインマーカが主流になった今でも無染色のマーカーは需要があるので供給され続けているわけです。
「そんなことはない」なんて言われたというのは、
今やどこの会社でも分子量のブレがないこと売りにしたプレステインマーカーを売っていて、そういうのを使うのが当たり前になって、それ以外使ったことがないって人ばかり(学生を教える立場のシニアでも)になっているからかもしれない。 |
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