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少量のATP stock solutionの調整法 トピック削除
No.10793-TOPIC - 2022/09/20 (火) 16:20:16 - ATP初心者
お世話になっております。
ATPのMg塩を溶解させて50 mM ATP pH7.5を調整しようと思ってます。
しかし所持しているATP塩の事情で、50 mM ATP溶液が2 ml程度にしかならず卓上型pHメーターではそんな少量の液体のpHを測定することができません。
数ml程度のpHを測定する際は他にどのような方法があるか教えていただけないでしょうか。
ちなみに、ATPはそのあとの行程の関係で50 mMより薄くすることはできません。

よろしくお願いいたします。
 
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No.10793-13 - 2022/09/26 (月) 10:06:47 - G25
Tris-Acは共役酸として、リン酸より電離度の低い酢酸を使っているのがミソでしょうか。ATPのリン酸基が電離しやすいので溶けやすいとか。
DNAの泳動バッファーでリン酸より電離度の低い酢酸やホウ酸が使われるように。

>10 mMのTris-aetateで100 mM ATP作ると、塩基を加えない限りかなり酸性になってるような。。。

酸性になっているならそもそも溶けないはずなので、溶けてるってことはそれなりに高いpHになっているんでしょうけど。

(無題) 削除/引用
No.10793-12 - 2022/09/25 (日) 17:24:43 - toto
10 mMのTris-aetateで100 mM ATP作ると、塩基を加えない限りかなり酸性になってるような。。。
うちでは0.2MATPを、Tris-base溶液を加えてpHをあわせながら作ってます。確か、0.5M ATPまで作れた記憶があります。遠い昔の話ですが。

(無題) 削除/引用
No.10793-11 - 2022/09/25 (日) 15:55:26 - G25
私も10 mM Tris-HClバッファーに溶解するレシピを使うことがありますが、確か10 mMくらいまでしか溶けないとされていたと思います。50 mM以上の濃度が必要とのことなので割愛しました。

メーカーの製品を見ると100mM溶液をTris pH 7.5程度で調製したものも売られていますね(Thermoなど)。能書きを読むと、どうやらTrisバッファーに溶解しているのではなく、Tris溶液でtitrateしているようですね。NaOHでやる代わりにpHしていないTris水溶液でやる感じですかね。

(無題) 削除/引用
No.10793-10 - 2022/09/25 (日) 01:10:45 - SYBR master
Tris-aetateではなく Tris-acetateです、ごめんなさい。

(無題) 削除/引用
No.10793-9 - 2022/09/25 (日) 01:09:35 - SYBR master
いまうちでは、TEでは無く、10 mMのTris-aetateで100 mM ATP作成していますが、pH計るの面倒ですが、近いうちにちょっとpH試験紙で調べておきます。

(無題) 削除/引用
No.10793-8 - 2022/09/25 (日) 00:59:12 - 774R
ただ、ATPの濃度を十分に上回る濃度のTrisバッファーなら緩衝してくれるけど、10mM Trisで何mMのATPを作るのだろう?

(無題) 削除/引用
No.10793-7 - 2022/09/25 (日) 00:42:27 - 774R
水に溶かすと酸性条件下でATPが加水分解を始めるから、分解を気にするなら速やかにpHを中性に持って行った方がよいからでしょう。

(無題) 削除/引用
No.10793-6 - 2022/09/25 (日) 00:40:31 - SYBR master
以前は、G25さんと同じMol.Cloningの出展で作成していましたが、現在10 mM TE (ph7.5)で溶かして作ってます。

ref.は覚えていない(探すの面倒です)のですが、この方が安定するとされてましたし、現状使用に問題無いです。

(無題) 削除/引用
No.10793-5 - 2022/09/20 (火) 18:14:25 - G25
作るのはストック溶液で、実際に使うときはうんと希釈されるはずなので、
ここでpHを厳密にあわせる必要はありません。ATPが溶解しかつ極端に高pHにならないように、pH 7~8くらいにおさまっていればいいんでないかい。

(無題) 削除/引用
No.10793-4 - 2022/09/20 (火) 17:40:06 - G25
Molecular Cloning に従って0.1 M ATP溶液を作っていましたが、
「60 mg ATP( Na塩かMg塩か明記されていない)
0.8 mL H2Oに入れ、
0.1 M NaOHでpH 7.0に調整してH20で1 mlの終体積にあわせる」
となっています。

一度作ってみて、0.1 M NaOHは100 uLくらいになることがわかりましたので、以後は0.1 NaOHを100 uL入れて、pHペーパーでpH7から大きくズレてなければOKとして調製しています。
もちろん、メーカー、グレード、ロットによって変わる塩梅は違うかもしれません。

なお、Molecular Cloningにある60 mg ATPというのは、ATP塩の結晶の中に、Na塩なら水和水H2O、Mg塩ならMg++が不定数含まれているので、その平均的なところを上乗せした質量だと思われます(実際のところNa塩を想定している気はする)。

(無題) 削除/引用
No.10793-3 - 2022/09/20 (火) 16:58:43 - 774R
液量が少量だったり、pHメーターを突っ込みたくない場合、pH試験紙で確認しながら少しずつ滴定します。
ATPの場合、ノロノロやってると分解も気になるので、たとえば最終的に2ml作るなら、先にスモールスケールの100ulで、どれだけNaOH(またはKOH)を加えたらよいか確認しておき、あとはその割合のままスケールアップすればよいです。多少の誤差もあるので、計算値より少し少な目に加え、最後に微調整しながら足していくという具合です。

(無題) 削除/引用
No.10793-2 - 2022/09/20 (火) 16:58:00 - toto
微量でも測れるpHメータもありますが、私らはマルチのpH試験紙を使ってます。pH7.3か7.5かはわかりませんが、pH6か7か8かくらいはわかります。反応用液に十分なbufferを使えばpHが7.0でも7.8でもほとんど影響しないはずです、というか、このために、50mMよりも濃くしてます。0.2Mでやってます。

少量のATP stock solutionの調整法 削除/引用
No.10793-1 - 2022/09/20 (火) 16:20:16 - ATP初心者
お世話になっております。
ATPのMg塩を溶解させて50 mM ATP pH7.5を調整しようと思ってます。
しかし所持しているATP塩の事情で、50 mM ATP溶液が2 ml程度にしかならず卓上型pHメーターではそんな少量の液体のpHを測定することができません。
数ml程度のpHを測定する際は他にどのような方法があるか教えていただけないでしょうか。
ちなみに、ATPはそのあとの行程の関係で50 mMより薄くすることはできません。

よろしくお願いいたします。

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