こんにちは。表題の通り、レンチウイルスを使って組み換え細胞を作ろうとしています。下記の要領でウイルスふりかけ後に薬剤選択に用いる化合物の濃度を決定し薬剤選択をかけたのですが、細胞が全滅してしまい組み換え細胞の取得に至りませんでした。どこを改善したらよさそうか示唆をいただけるとありがたいです。 
 
細胞:3T3-L1 
レンチのコンストラクト(2種)にコードされた薬剤耐性遺伝子:NeoもしくはHygro耐性 
プレート:12-well 
 
@組み換えなし細胞を用いて全滅させられる濃度を決定(処理開始から4-10日の間に全滅する最低濃度) 
 
Aレンチウイルスを log phase の細胞に添加(導入試薬としてpolybrene使用、添加量は vehicle も含めて公比2で 4 通り) 
 
Bウイルス添加の翌日に増殖培地に交換、翌々日から@で決めた濃度の選択薬剤を含む培地で処理→全滅 
 
ウイルス添加量によっては翌日〜翌々日に細胞死や通常の培養では見られないようなaggregateが見られ、アグっていた細胞に薬剤選択をかけてみたところ細胞は一応生存していました(=レンチはちゃんとつくられており細胞に遺伝子導入が可能)が、アグった細胞をその後の実験(分化など)に使うのは困難と考え、手詰まりになっています。 
 
他に試した方法ですが、L1にはリポフェクションがほぼかからず、安定発現をリポで取ろうとしましたがダメでした。 
 
ヒントになる情報がありましたらお寄せいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。 | 
      
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