>[Re:1] iiさんは書きました :
> PCRに使われる校正活性のあるDNA polymerase (pfuとかQ5とか) は、何塩基までの連続ミスマッチを削れるのでしょうか?
> プライマーが配列の真ん中の方でテンプレートの非特異配列とハイブリした場合、ハイブリしていない状態のプライマー3'末端が削られて増幅が始まってしまうことがある、と聞いて、では何塩基までそういった想定をすればいいのかと思っている次第です。
末端から22番目の塩基のミスマッチを修復(校正)したという報告がありました。酵素はDeep Ventですね。
10.5483/BMBRep.2003.36.6.525
詳細は直接文献に当たってください。
語彙に関することですが、厳密に考えれば難しいですが、コミュニケーションが成立するならばどちらでもよいように思います。
化学的により無理のない表現ならば「塩基対形成」(base-paring, base-paired)の語はいかがでしょうか?
尤も、「塩基対形成」の語も微視的には妥当だとしても、巨視的にはなんのこっちゃという感がありますね。言葉って難しいですね。 |
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