>[Re:1] 国際信州学院大学の一学生さんは書きました :
> Hisタグ融合GFPの精製プロトコルに関してなるべく詳細に伺いたいです。
> 大まかな流れとしては、
> @ GFPクローニングpETプラスミドをBL21(DE3)に形質転換し、前培養の後、本培養を行い、発現誘導。
> A 菌体を回収して、超音波破砕。
> B ポリエチレンイミン処理
> C 硫酸アンモニウム沈澱
> D アフィニティークロマトグラフィー
> です。各項目について、使用するバッファーの組成、量、試薬の容量などを含めて詳細に教えていただけるとありがたいです。
>
ぱっとその方法が湧いてきたわけではないですよね。そういう方法論があるからそういうデザインを組んだわけですよね。順序がぎゃくですね。まあ一人で組んだわけではないだろうからそれなりの事情があるのでしょうけど、調べることはできるはず。少なくともデザインした人などから聞けることもあるはずです。
そうやって調べないとプラクティカルにやろうとしたとき、必ずわからないことがでてきます。用事調製が必要な試薬、どのステップで日をまたぐのがよいか、と中経過のサンプルの保存の仕方、溶液を添加するとき少しずず加えていかないといけないステップがあるかどうかなど。
なので、ここでバッファーなどの情報だけ聞いてできるものではないです。逆にそういうのを聞いてくるということは、そういう方法論を把握してないので到底できるとは言えない。
また、菌体破砕用のバッファーなんて10種類ぐらいは簡単に挙げられる。ここで提示されてもあなたのプロトコールにあってないかもしれない。
細かいことをいうと、バッファーの必要量はスケールが決まらないと(必要量得るためにどれくらいの量培養しないといけないか)見積もれない。 |
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