腹腔からMpを遊離させるなら、LPSかチオグリコレート培地を腹腔内投与する必要があるかな? 24時間後には大量の細胞が拾えるはず。
すべてを氷上でやるというのはとてつもなく重要。あとは15mLファルコンチューブを低接着なものにするとよい(住友の黄緑のキャップのチューブが一番ひっつかない、Data not shown)
培養してもいいけどマクロファージって接着培養で増えるんかな?よくわかんないけど、一度接着培養すると、そのあとFACSに持ち込むのがめちゃくちゃ大変。プラ皿から全然剥がれないから。
MpをFACSに持ち込むときは、あんまり細胞懸濁液を濃くしすぎないこと。Mp同士がひっついてダブレットまみれになってしまう。密度は薄めで、しかもフロー速度をかなり速めにしないと、FACSの回路を汚すことになるので要注意。テクニシャンがいるなら必ず相談したほうがいい(昔、チオグリコレート培地投与マウス腹腔Mpをソーターに流したら、Deep cleaningでも解消されないエラーの原因になった)。
ゲートははF4/80とCd11bのダブルポジティブを使っていた覚えがある。
ソーターで回収するなら、回収した細胞を受けるチューブも低接着なものにしないとだめ。回収が終わったら、即座に遠心して細胞を沈めて、そこにBuffer RLTみたいな細胞溶解試薬を入れてボルテックスすると、RNAの収率が上がる。最終的にqPでなにかを検討したいんだよね? |
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