SYBR Greenを用いたqPCRがうまくいかず、融解曲線解析で非特異産物が出ないプライマーセットが見出せない遺伝子が複数あります。設計方法をうたがっています。おかしなところがあれば教えてください。
・プログラムには NCBI の primer blast を使用
・Primer blastに測定したい遺伝子のNCBI ref seq番号を入力
・PCR product size を80-150に設定
・Tm 値は 60℃付近を指定
・Exon junction を少なくとも片側のプライマーが跨ぐように指定
・非特異産物の判定は対象となる動物の Refseq mRNA とゲノム情報を指定
・検索の結果得られたプライマーセットから、
●非特異産物がヒットしないもの(もしくはあっても3000 bp 以上であるもの)
●Self 3' complementarity が Forward, Reverse とも低いもの
●Self complementarity が Forward, Reverse とも低いもの
●3' が T でない
という基準を満たしたものを合成依頼しています。上記のやり方できちんと測定できるプライマーが拾える場合もあれば、6-7セット試しても融解曲線解析をクリアできない場合もあります。qPCR 自体は試薬として BIORAD の SsoFast EvaGreen Supermix、検出器にはABI のQuantStudioを用いています。
よろしくおねがいします。 |
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