ずいぶん昔のことを思い出しました。
内在性にCm耐性プラスミドを持つ菌にAmp耐性のプラスミドをトランスフォームしようとしたときに、全くコロニーが増えないことがありました。
このトピと同様にAmpのみのプレート、Cmのみのプレートでは育つことを確認し、結局Cmの濃度を下げることで解決した覚えがあります。
単剤では育つけれども、2剤併用による相乗効果があったのではないかと考えています。
それから、とある目的のために自分でデザインした内在性プラスミドを入れるために、元々入っていた内在性プラスミドを脱落させようとしたことがあります。選択薬剤なしで液体培養を続けてから、シングルコロニーを作らせて、落としたいプラスミドの薬剤に感受性が出たことを指標として選択しましたが、1日やそこらでは全くそのようなコロニーが得られず、1週間くらい継代する必要がありました。 |
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