抗原を直接固相化するタイプのELISAの立ち上げを行っているのですが、ブランクの吸光度が0.2〜0.07とばらついており困っています。奇妙なのがブランクが高い時、検量線の吸光度
も高くなるかといわれたらそうでもなく、ひどいときは検量線の吸光度よりブランクが高くなることもあります。
手順としては
・抗原をPBSでプレートに固相化(4℃、O/N)
・ブロッキング
・一次抗体(PBS-Tで希釈)
・ビオチン-二次抗体(PBS-Tで希釈)
・ストレプトアビジン-HRP(PBS-Tで希釈)
・TMBで発色、硫酸で停止
ブロッキングに関しては牛由来のたんぱく質成分が入った市販の物を使用していますが、ブロッキング剤のビオチンが反応している可能性があるのかなと思っています。
しかし仮にブロッキング剤の影響があるならば、全てのウェルが常に一定の吸光度を叩き出すのではないかと考えおり
・検量線の吸光度よりブランクが高くなる
・ブランクのばらつき
に対しては説明がつかないような気がしています。
ご助言いただけないでしょうか。 |
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