>[Re:9] レポーターアッセイさんは書きました :
> おお先生
>
> ありがとうございます。
> はい、addgeneより購入したものからインサート(転写因子結合ドメイン-minimal SV40プロモータ-Venus)を切り出し、それをpLVX-M-Puroに載せ替え
>
> こういうレポーターアッセイやルシフェラーゼアッセイというのは、トランジェントで行うのが一般的なのでしょうか?
> ただ、トランジェントでaddgeneで買ったものを導入し、そこへ転写因子Aを入れた場合でも顕著にはvenusが誘導されなかったので、やはりvenusの安定性が高過ぎるのか、恒常的に電車が活性化する原因があるのかもしれないですね…
昔はTransientが主流でした。今も主流だと思いますが、転写に関して深く入り込んでいませんので断言はできません。ただ、レンチを使ったConstructsも見られますので、レンチを使ったからだめだとはいいませんし、安定導入株のほうが実験デザインに適していることは想像できます。
転写などに関してはバックボーンと挿入位置などで活性が変わることはなんとなくではありますが話としてあります。ですから転写因子結合配列があってその下流にMinimum promoterがあってKozac-reporter geneがあるコンストラクトをいろいろなベクターに組み込むと、バックが高いものがあったり、あまり活性が転写因子によって変化しないものがあったりしても個人的には驚かないです。ですから、リポーターとして使われているコンストラクトを利用するほうが無難ではあります(ただしハズレがないとまではいいきれません)。
安定株を作るのであれば、その購入したプラスミドと薬剤耐性がのったプラスミドを量的に10:1ぐらいでTransfectionしてマーカーで選択し、できればクローンを数個広い、あなたの実験系にあったクローンを選択するという手はあります。まあそれでも気になるのは蛍光蛋白の安定性ですね。 |
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