>結論にもっていきたい
ちょっと違和感のある表現ですね。結論ありきで実験を進めると、その結論が実際と違った場合色々大変なことになる。まあそういう仮説を立てたということでしょうけど。
誤差という話は統計的には計算すればいいだけの話だと思いますが、その小さいと思われる差で考えている論文の中で十分役割を担ってくれるのか、検出系が発揮できる範囲の差が出ているかということが考えるべきところだと思います。
後者に関してはqPCRは1.5倍以上の差はなんとか見れるだろうという個人的な見方をしています。0.9から1.5倍ということは平均値は明らかに1.5倍未満で検出系の誤差に埋もれるだろうと感じますし、実際有意差が出ないのではないでしょうか。仮に相当正確に数値をだす腕を持ってたとして、ハウスキーピングの発現量が微動だにしないということは現実的ではないですから、それくらいの差でどれだけ意味があるか疑ってしまいます。変なことをいうとハウスキーピングの選び方次第で1.5倍以上の差は出るかもしれないのも事実です。
結論云々よりそのデーターをもってラボ内で議論して方向性を決めることをおすすめします。 |
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