> 繰り返し配列に強い断片の連結法
になるかどうかはわかりませんが、
1. 繰り返し配列単位毎にシームレスクローニングを地道に根気よく3回行う。
2. 繰り返し配列単位のカセットを作り、必要に応じてカセットを精製し、ライゲーションで地道に根気よくクローニングする。
でどうでしょうか。
前者は150merのタンデムリピートならば作製経験があります。私はIn-Fusionでした。数多くコロニーを拾ったので、まあちょっと根気と忍耐が必要でした。
後者は受託会社がよくやる方法です。その際、3つのカセットの末端を変えるなどの工夫をすれば、当りクローンの効率が上がります。
そこはパズルを解くように頭の使いどころです。末端のリン酸化の有無もパズルを解くように考えれば。
ロングオリゴを6本使うので、シームレスクローニングよりもコストが掛かります。
両者とも、当たりクローンのチェックも工夫しどころです。
いずれにしてもちょっと強引であり、かなり泥臭いやり方です。スマートではありません。
配列が違うので同列には比較できませんが、ライゲーションの方がコロニーは多く取れました。当り比率は……覚えていません。
私も割と昔からの人間だからかもしれませんが、ライゲーション推しですね。 |
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