Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

強力な転写活性化ドメインについて トピック削除
No.10606-TOPIC - 2022/07/07 (木) 14:22:00 - Georgi
現在転写活性化ドメインについて勉強しているものです。
その中で疑問に感じたことあるのですが上手く調べることができないため、ご教授お願いします。

VPRやSAMのような強力な融合TAD(転写活性化ドメイン)が開発されていますが、
一つ一つを見ると酸性なTADが多く見受けられます。

転写活性化ドメインには、glutamine-richやproline-richなものもあるのに
酸性TADで構成されているのは、やはり強力だからでしょうか?

また、もしglutamine-richやproline-richで酸性TADよりも強力な転写活性化ができるものがあれば教えていただけると助かります。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



5件 ( 1 〜 5 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.10606-5 - 2022/07/11 (月) 13:47:13 - momo
これもまた酵母メインの仕事ですが、酵母のデータで深層学習させたモデルでヒトの転写活性化ドメインを予測できていますね。

https://elifesciences.org/articles/68068

PubMedでこの論文のSimilar articlesを引いてみると、それらしいタイトルのものがいくつかあるようです。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?linkname=pubmed_pubmed&from_uid=33904398

(無題) 削除/引用
No.10606-4 - 2022/07/11 (月) 09:38:54 - Georgi
お二人ともありがとうございます!

おおさん
制約と考えると腑に落ちました。
Sp1は活性化にも抑制にも働くようなのでとても納得です。

特に酸性以外は酸性TADの相互作用が必要かも?といった文献もあるので、強力というだけではなく簡単に応用できるからといった理由があるのかもしれないですね。


momoさん
酸性TADの酸性/疎水性領域の相互作用についてまとめられていて、とても参考になりました。
コアクチベーターとの相互作用だけではなく、立体構造にも寄与しているんですね。

glutamineやproline-richドメインについてこういった論文があれば教えていただきたいです。
Gal4のDNA結合ドメインとTADを繋げて、何種類かのTADを比較した論文があるのですが
どれも酵母で比較していて、ヒト細胞での働きの違いがいまいち掴めません。

(無題) 削除/引用
No.10606-3 - 2022/07/09 (土) 20:09:08 - momo
この論文が参考になるのではないでしょうか。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2405471222000023

(無題) 削除/引用
No.10606-2 - 2022/07/09 (土) 04:36:52 - おお
よくわかりませんが、SP1 やJun/fos など(どの分類かわかりませんけど)遺伝子の発現よりもシグナル伝達、修飾などがおおきく関わっているような気がします。そういう意味ではポテンシャルとして強い発現誘導ができたとしても、細胞の状態で抑制されていたり、ONになってなかったりするという状態もありえるので使いにくいような気がします。

Jun/fosとかは2分子で構造を支え合っているのでそれもちょっと1分子の融合蛋白を作るのにハードルが高そうな気もします。

強力な発現誘導ができるかという視点の他に制約があったのかもしれません。やりやすかったということでしょうか。

強力な転写活性化ドメインについて 削除/引用
No.10606-1 - 2022/07/07 (木) 14:22:00 - Georgi
現在転写活性化ドメインについて勉強しているものです。
その中で疑問に感じたことあるのですが上手く調べることができないため、ご教授お願いします。

VPRやSAMのような強力な融合TAD(転写活性化ドメイン)が開発されていますが、
一つ一つを見ると酸性なTADが多く見受けられます。

転写活性化ドメインには、glutamine-richやproline-richなものもあるのに
酸性TADで構成されているのは、やはり強力だからでしょうか?

また、もしglutamine-richやproline-richで酸性TADよりも強力な転写活性化ができるものがあれば教えていただけると助かります。

5件 ( 1 〜 5 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。