Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

新しいトピックを作る | トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

C2C12細胞細胞継代 トピック削除
No.10599-TOPIC - 2022/07/04 (月) 08:41:34 - 死細胞
初心者です。
C2C12細胞の継代がうまくいきません。
回収率は細胞を巻く前よりも低く、生存率は20%程度しかありませんでした。

1. 成功のコツをご教授いただけないでしょうか?

以下の手順で行いました。
1) アスピレート 6well plate
2) PBSで洗浄(37C)
3) 細胞sが接着していることを確認
4) Trypsin-EDTA 500ul
5) インキュベーターで2分
6) 細胞が浮いたことを確認
7) 1200rpmで7分
8) 上澄みを捨てて、1mlでペレットを溶かす
9) 10ulサンプル+10ul typan blueで細胞の生存率計算 (TC20™ 全自動セルカウンター )

2. 1)のアスピレート前、生存率の20%の細胞を再度撒くと、いずれにも、プレートに細胞が接着しています。自分の少ない知識だと死んだ細胞は浮くと思っているため、測定した生存率と一致しません。
接着していても死んでいる細胞というのは多く存在するのでしょうか?
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



10件 ( 1 〜 10 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.10599-10 - 2022/07/08 (金) 01:49:14 - おお
>7) 1200rpmで7分

p200のチップって意外と狭いんですよ。あまり勢いよく吸ったり出したりすると細胞が痛むこともあります(血球系だと大丈夫なんかなぁ)。また大きめの細胞は詰まったりして細胞数が正確に測れないことも。p1000のチップとかパスツールでやると安定することがあります。

>遠心中の細胞密度当たりの培地が少なすぎて不健康な状態だったのかなと想像しています。

しかし生存率の20%の割には細胞は死んでなかったんでしょう?わたしならカウントの結果を疑いますけどね。なんの解決にもなってないような印象が、、、機械任せはだめだとは言わないけど、目で見たものと(自身で顕微鏡でみたものと)一致しているのかとかある程度確信が持てるようになってなければ(一致しなければ設定などうたがうとか)、次に変なことが起きたとき機械が壊れているだとかあれこれややこしい方にいきそうで、、、

(無題) 削除/引用
No.10599-9 - 2022/07/07 (木) 12:12:12 - zam
こうなったら各ステップに問題がないか確かめることも必要かと思います。原因がわかれば、対処も可能です。

1) アスピレート 6well plate
・継代のタイミングは質問者様のラボで決めたとおりにすればよろしいかと思いますが、がっつり増えた状態ではなく、50%コンフルエント程度で継代したほうがよろしいかと思います。
・アスピレートしたときは、できるだけ細胞を乾かさないようにする。

2) PBSで洗浄(37C)
・もし洗浄が1回だけならば、2回洗浄にしてみる。

3) 細胞sが接着していることを確認
・できるだけ細胞を乾かさないようにする。

4) Trypsin-EDTA 500ul
・Trypsin-EDTA溶液の組成、使用期限の確認。あるいは新品の調製。

5) インキュベーターで2分
・逆に、トリプシンを1,000uL(1mL)と多目にし、トリプシン@37℃時間を1分間に短くしてみてはいかがでしょうか。
・なおその際に、オプションとしてスクレイパーやポリスマンの使用(さらに培地を入れてピペットでほぐすこと)もご検討されてはいかがでしょうか。
もっとも、C2C12細胞はトリプシンに敏感な細胞だとは思えないですので、むしろ物理的ストレスの方が問題になるかもしれませんので、こちらは優しく。

6) 細胞が浮いたことを確認
・黙視か顕微鏡での確認だと思いますが、ここも短時間で済ます。


7) 1000ul/wellの培地を加える
・この培地に血清は含まれているか。その血清は問題ないか?


8) 6well分の細胞溶液を50mlファルコンチューブへ
・これは6well分を1つのファルコンチューブにまとめるということでしょうか?それとも各well毎にファルコンチューブ1本ずつに入れ、計6本のファルコンチューブを使っているということでしょうか。
前者であれば、そもそも6wellに分けている理由がわかりません(何か理由があるかもしれませんが)。
後者ならば、取り扱う液量に比べてチューブ容量が大きすぎるように思います。15mLのチューブでよろしいのではないでしょか?

9) 1200rpmで7分
・遠心の重力加速度(g)と遠心時間を下げる(短くする)。
なお、遠心機の径が想像つきますのでrpm表記でもよろしいですが、g表記の方が好ましいように思います。


細胞数の計測
・サーモのそれはタイパンブルー(typan blue)ではなくトリパンブルー trypan blueですね。
・トリパンブルー溶液は普通に2年間は使えると思いますが、たとえば誰かが異常な取り扱いした等でトリパンブルー溶液がおかしくなっていることはないでしょうか?
・まずは顕微鏡でご自分の目で細胞の染まり具合を確認されてはいかがでしょうか?それだけでも、処理がうまくいっているのかいないのかを体感できると思います。

ご健闘を祈ります。

(無題) 削除/引用
No.10599-8 - 2022/07/07 (木) 11:29:57 - 死細胞
閾値設定は間違えてないと思うのですが。。。

理由はわかりませんが、以下で改善しました。
トリプシンが多すぎるとのコメントもありましたので、トリプシンを400→300に。
かつcentrifuge前の培地を1500から2000にしました。
遠心時間を7分から2分へ

遠心中の細胞密度当たりの培地が少なすぎて不健康な状態だったのかなと想像しています。

(無題) 削除/引用
No.10599-7 - 2022/07/07 (木) 10:50:06 - qqq
全自動セルカウンター使用ということだと、閾値の設定が適切でないという可能性はないですか?
一度手動でカウントしてみたらどうですか。

(無題) 削除/引用
No.10599-6 - 2022/07/07 (木) 10:16:42 - 遠心
1000rpm 5minとか3minで細胞は落ちてこないでしょうか。
生死に関係なくても長い気がしました。

培地が悪いとかじゃなくて、回収前に顕微鏡で見るとみんな生きてるように見えるけど回収してトリパンブルーで見てみると8割染まってるてことですよね。

(無題) 削除/引用
No.10599-5 - 2022/07/05 (火) 07:34:16 - 死細胞
以下のサーモのタイパンブルーを用いています。
Catalog number: 15250061

このタイパンを10ul、サンプルを10ulをマイクロチューブで混合後、スライドに入れて計測しています。

(無題) 削除/引用
No.10599-4 - 2022/07/05 (火) 07:31:48 - 死細胞
遠心前に培地でトリプシンを中和してないのでしょうか。
していると思います。正確には以下のプロセスになります。いずれにしてもtrypsinは300ulくらいに減らすべきでしょうか?


4) Trypsin-EDTA 500ul
5) インキュベーターで2分
6) 細胞が浮いたことを確認
7) 1000ul/wellの培地を加える
8) 6well分の細胞溶液を50mlファルコンチューブへ
9) 1200rpmで7分

(無題) 削除/引用
No.10599-3 - 2022/07/05 (火) 01:04:18 - おお
大抵の接着細胞は死ねば接着性を失うと思います。一旦ついたとしても浮いてくると思います。
なのでtrypan blueの見積もりがあまり良くないように思えます。それについて思いつくことを書きますと、
trypan blueの溶液は適切なものか。
trypan blueはたんぱくにアフィニティーがありますので生細胞の細胞表面のたんぱくにつき薄く染まるのが見れることがあります。

後者なら一度明らかに死ぬような処理を施して染めてみて違いを把握するといいかと思います。

(無題) 削除/引用
No.10599-2 - 2022/07/04 (月) 11:55:55 - TS
C2C12を培養していたのはずいぶん前ですが、特に難しいと思った記憶はないです。
確認ですが、6well plateで継代していて、遠心前に培地でトリプシンを中和してないのでしょうか。
6 well plateの1穴には0.5mLのトリプシンは多いかなぁと思うのと、培地で中和してないなら、そこを修正してみたらと思います。

C2C12細胞細胞継代 削除/引用
No.10599-1 - 2022/07/04 (月) 08:41:34 - 死細胞
初心者です。
C2C12細胞の継代がうまくいきません。
回収率は細胞を巻く前よりも低く、生存率は20%程度しかありませんでした。

1. 成功のコツをご教授いただけないでしょうか?

以下の手順で行いました。
1) アスピレート 6well plate
2) PBSで洗浄(37C)
3) 細胞sが接着していることを確認
4) Trypsin-EDTA 500ul
5) インキュベーターで2分
6) 細胞が浮いたことを確認
7) 1200rpmで7分
8) 上澄みを捨てて、1mlでペレットを溶かす
9) 10ulサンプル+10ul typan blueで細胞の生存率計算 (TC20™ 全自動セルカウンター )

2. 1)のアスピレート前、生存率の20%の細胞を再度撒くと、いずれにも、プレートに細胞が接着しています。自分の少ない知識だと死んだ細胞は浮くと思っているため、測定した生存率と一致しません。
接着していても死んでいる細胞というのは多く存在するのでしょうか?

10件 ( 1 〜 10 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。