複雑と言いましても、例えばLB培地なんてイオンとタンパクと諸々入っていますがオートクレーブ必須です。
逆にSDSが入ってる試薬は何であれオートクレーブするなと教わりました(滅菌中に泡吹いて機器に悪影響がある、という理由だったと思います)。
また、菌種特異的培養培地によっては121℃15分滅菌では駄目なものもあります。(私が扱っているもので、115℃じゃないと駄目だというものがあります)
RNAワークする試薬の場合は却ってRNaseのコンタミを招くとして忌避する研究者もいます。
基準というよりは、その試薬の用途と取説に従っている、というのがへっぽこ研究者の感想です。
無駄を踏める資金も権限もないし、下手にアレンジして結果がおじゃんになっては元も子もありませんから…。あくまで私の場合ですがね。 |
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