>cccのプラスミドとlinearのゲノムを分画したいのですから、2-プロパノール沈殿のペレットを最初より少ない容量のSolIに溶解して、SolII→SolIIIを繰り返してはどうでしょうか?
実際やってみたことはありますか?
Soln 3による塩析は主としてタンパク質の沈殿(タンパク質がSDS化されているところに、K+やNH4+のようなカチオンが大量に加えられることでSDS(正確にはdodecyl sulfateの potassium/annmonium salt)が析出して共沈)で、ゲノムDNAはどれと共沈することで除去されるものだと理解しています。
十分に除タンパク質された最終産物に有効だろうか?
soln 2は効きすぎるとcccを部分変性します(制限酵素耐性のghost plasmidを生じる)。精製された裸のプラスミドに加えて大丈夫だろうか?
そういえば、昔は精製プラスミドからゲノムDNAやOCなどをどうしても除去したい場合は、CsCl/EtBr密度勾配超遠心をよくやったもの。 |
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