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対応のあるサンプルの検定 トピック削除
No.10561-TOPIC - 2022/06/20 (月) 00:08:58 - DDBJ
FACS sortingで5つのフラクションに分けて、そのフラクションの間で特定の細胞数の割合の比較を行っています。

この実験を3回行っています。

この場合、対応のあるone way anovaを行うのが妥当なのでしょうか。

質問としては、対応のある解析であるべきかどうかで、対応をなくせば、有意差が大きくなります。

もう一つは、フラクションAとBでt検定にするなど個別の解析にしてもいいのでしょうか。
 
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(無題) 削除/引用
No.10561-8 - 2022/06/21 (火) 10:53:03 - おお
>[Re:7] あのさんは書きました :
> 追伸します。
>
> 3回やっているなら、それぞれの回ごとに、5行2列の分割表分析を実施する。
>
> 3回それぞれ全部で、有意に分割できれば、再現よく、分割できるFacsだと言えそうです。
>
この手法は使えますね。いいアイデアです。

>
> 対応有りのt検定とか、反復測定Anovaは、
> 例えば同一個体を、2回反復して測定(例えば、処置の前と後)とか、もっと多い回数で
> 反復測定するような実験の場合に、用いる解析手法です。

それはそうなんですが、
”Use the paired t–test when you have one measurement variable and two nominal variables, one of the nominal variables has only two values”
http://www.biostathandbook.com/pairedttest.html
と表現されていて実際はいろいろなものに当てはめることができます。たとえばWBで3回ゲルを流したとき、2つのサンプルを比べるときに毎回検出されるシグナル強度は揃ってませんし、見た目揃えることができても相対的な定量をやっているので意味がありません。こういうときはpaired t–testやLog ratio pairedを使うとよいと書かれているものもあります(Current protocolsのシリーズでした)。

(無題) 削除/引用
No.10561-7 - 2022/06/21 (火) 04:55:42 - あの
追伸します。

3回やっているなら、それぞれの回ごとに、5行2列の分割表分析を実施する。

3回それぞれ全部で、有意に分割できれば、再現よく、分割できるFacsだと言えそうです。


対応有りのt検定とか、反復測定Anovaは、
例えば同一個体を、2回反復して測定(例えば、処置の前と後)とか、もっと多い回数で
反復測定するような実験の場合に、用いる解析手法です。

(無題) 削除/引用
No.10561-6 - 2022/06/21 (火) 04:12:03 - あの
分割表分析じゃないですか?


その目的の細胞か、それ以外の細胞の2種類だけに分けるなら、
5行2列の分割表分析

(無題) 削除/引用
No.10561-5 - 2022/06/20 (月) 23:56:52 - JJI
これは``対応のある群間``の検定になると思います。5つの群はもともと同じものを分けたもので独立した群
ではないので。
5群の間で検討するならば多重比較になります。問題は、多重比較は基本的に対応のない独立多群間の比較を前提にしており、「対応のある」の場合の扱いがはっきりしないことで、統計の本でもちゃんと書いていないようです。以前調べたら、とりあえず制約条件がほとんどなく事実上何でもOK」のボンフェローニ補正くらいしか選択肢がないみたいなことを書いてあるのは見たことがあります。ただ5群だと組み合わせの数によっては、かなり大きな差異がないと有意差がつかなくなるといった欠点があるので、どれとどれを比較するべきか(あるいはしなくていいか)かはよく検討ください。場合によってはHolnとかライアン法などの改良法も検討ください。
ボンフェローニ補正する場合は、有意差があろうがなかろうが、前もって比較したい群のペアを前もって決めているので、ANOVAをする必要はありません。

AとBの比較をt検定だけで処理するが許容されるのはAあるいはBをさらに他の群とは比較しない時です。A-Bを比べて、同時にB-CとかA-Cとかも比較するとかでしたら上記のような補正を行わないと誤りになります。

(無題) 削除/引用
No.10561-4 - 2022/06/20 (月) 23:06:06 - おお
>[Re:3] DDBJさんは書きました :
> 5つのフラクションは、1つの実験の中で、つながっていると考えていますが、間違っていますか。

それは私はあっていると思います。しかしそれでもわざわざ対応ありにしなくてもいいんじゃないかとも思っています。対応なしで有意差がでるなら、毎回ベースラインとか変動が大きくないのでは(それで対応ありのほうが有意差が出ないのが不思議だけど)?ようするに毎回の測定の測定毎の何らかの要因がベースライン変動などの影響を受けているなら対応ありだけど、それが無視できるという判断ならわざわざ対応ありにしなくても良いでしょう。

>もう一つは、フラクションAとBでt検定
こう書かれるとどういったオプションを考えていのか、、、ANOVAをつかわず t-test or paired t-testを使うのは問題ないです。ただ多重のばあい補正をしたほうがベターでしょう。BonferroniとかHolmとか。

(無題) 削除/引用
No.10561-3 - 2022/06/20 (月) 21:39:09 - DDBJ
5つのフラクションは、1つの実験の中で、つながっていると考えていますが、間違っていますか。

(無題) 削除/引用
No.10561-2 - 2022/06/20 (月) 09:56:53 - G25
何と何が対応すると考えているのでしょうか?
私にはそれがわかりません。

対応のあるサンプルの検定 削除/引用
No.10561-1 - 2022/06/20 (月) 00:08:58 - DDBJ
FACS sortingで5つのフラクションに分けて、そのフラクションの間で特定の細胞数の割合の比較を行っています。

この実験を3回行っています。

この場合、対応のあるone way anovaを行うのが妥当なのでしょうか。

質問としては、対応のある解析であるべきかどうかで、対応をなくせば、有意差が大きくなります。

もう一つは、フラクションAとBでt検定にするなど個別の解析にしてもいいのでしょうか。

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