アルカリSDS法でプラスミド抽出
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そのプラスミドを用いて大腸菌をトランスフォーメーション
(その際にヒートショックを行った?)
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グリセロールストックを作製し、発現を確認
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そのストックを使い続けていたら、発現が落ちた?
という状況なのですよね。
ストック作製後に発現を確認できていた以上、その前の段階のプラスミドの精製具合は影響していないと考えていいでしょう。
それよりも、基本的にたんぱく質発現株は長期保存はできないと考えて、実験系を作った方がいいでしょう。
ただ、確認できている結果は、「大腸菌内(外?)の目的たんぱく質量の低下」ですか?
それとも、「精製後のたんぱく質量の低下」ですか?
精製前の段階で、たんぱく質量は比較されたのでしょうか?
どのステップに問題があるかを確認しないと、問題のないステップにも力を注ぐことになってしまいます。
例えば今回のケースで精製後のたんぱく質量しか見ていないとしたら、精製用のバッファーやビーズに不具合があっても、同じ結果になりうるでしょう。 |
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