1) 血液は血清,血漿,全血???
サイトカインなどの作用を見るのであれば血清
フィブリノーゲンやその凝固に対する影響を見るなら血漿
血液細胞の影響を見るなら全血から興味のある細胞をエンリッチして細胞に加える。
溶血がどのような影響を与えるかを見るのであれば赤血球があるフラクション。
2) 必要量は???
目的の成分が血液中にどれくらい入っているかを見積もり、細胞が反応するであろう濃度を文献などから調べて適切な濃度を算出する。わからなかったら最大限でどれくらい入れれるかを考慮しながら段階希釈などで投与量をふる。
3) 培養時間
比較的早い細胞毒性なら24時間でも見れるが、3日間ぐらいで増殖させて細胞毒性を見ることもおおいい。
Early response Geneの発現変化や刺激によるリン酸化をみるなら30分の処理で細胞を回収して検出することも多々あるが、しばらくして動く遺伝子、細胞が十分刺激により変化した結果を見たければ3日とかそれより長いことはある。
また、分化誘導などによる影響をみたいなら一週間ぐらいというのも普通にある。
ま、こんな感じでどう答えたらいいのかわからないのですよ。もしかしたら上記のどれにも当てはまらない可能性もあるでしょうし。
だから、
4) その他、注意すべき点
実験の目的を理解し、その目的にあった材料を選び、何を観察するかを決める。 |
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