>透明だけど肉眼で見えるバンドが存在しました。これは核酸でしょうか?
それは判断ができませんが、、、
>白いねばねばを含んだ状態のまま
まだ長いDNAが存在してねばねばしてるんだと思います。なるべくそれを解消しないと均一でないところをたまたま取ってしまうと比較しにくくなってしまいます。今の状態なら超音波破砕を更にするか、ニードルをシリンジで通しながら粘らない溶液にするのが妥当かもしれません。
DNAがのぞけるような工夫として、
Nuclear extracts の手法をつかう。
Lysis bufferに5mMぐらいのMgCl2を入れてDNAが溶出しないようにする。
Lysis bufferに入れる前にグラスビーズを核と同量程度いれて、Lysisする。DNAはガラスにアフィニティーがあるのでガラスに巻き込まれたDNAを取らないようにして上清をとる。
LysisしたどろどろのものをMicrotube 遠心機に入れれるフィルターに載せて物理的にDNAを切断した粘性のない溶液を回収する(フィルターについてはGEが売っていたRNA精製用キットで組織のデブリを除いたりするようなフィルターを私は使っているが、単品でどれがいいのかと言われれば現状調べてないし、わからない)。
白いものはなにかわかりません。SDSだけ入ったLysisBufferであればSDSが沈殿しているかもしれません。またあなたのバッファーでも溶解しにくいものがあった場合、とにかく粘性をとって遠心して不溶成分を除くのがいいでしょう。それでも完全に透明にならないのならそれを流してもいいかもしれません(たまにLysisの仕方によってはうっすら半透明になることもあるにはあります)。 |
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