>>例えばM0 100のうち、M2へ5分極させました、だとインパクトが弱く、M0 100のうち、より高い率(ex. 80-90%)でM2へ分極できていることが望ましい
私は、これを評価するときには、残ったM0を評価するのではなくて、Arginase-1とiNOSをWBやqPCRで定量していました。極性を変化する生理活性物質の濃度を振って実験したときだっと思います*1。”当たり”の物質だったときは、1、10、100 ng/mLで振って、添加量が多くなるに従ってArginase-1のWBのバンドも強く出たと記憶しています。
他にも、培養液中のNOを測定する方法があったと思います。亜硫酸量を測定するものだった気がします(こちらはM1の評価ですね)。
M0評価の手っ取り早いのはCD11bなどのマクロファージならなんでも染まるようなものと、M1orM2に固有なもので染めて、CD11b+固有マーカ+/CD11b+固有マーカ-の割合を計算する、とかでしょうか? *2
CD11bはTHP-1 derived macrophageで陽性を示しますし、M1/M2の固有マーカーに関しては選定できているとのことですので、この方法はいかがでしょうか?
*1 手元に当時の実験ノートがないため、記憶頼りで申し訳ありません
*2 例えば、CD206をM2固有マーカとして、CD11b+CD206+ / CD11b+ CD206- の割合を計算します |
|