>[Re:4] ちーたんさんは書きました :
> まだ、経験値が足りないので、質問させてください。
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> 1.おっしゃる通り、フィードバックがかかって、時間がかかると低減する遺伝子も存在するのは多数の論文で確認していました。ただ、現状で12hでほぼ候補遺伝子がないので、どちらかというと、長期かなと思っていました。
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世の中便利になったので、発現プロファイルをみればいいとなるのはわからなくはないのですが、(もちろんそれも研究スタイル何でしょうけど)、そのECMをかけて細胞がどんなリアクションするのかなど少し具体的なデーターをいろいろと蓄積していくほうがやりやすいのではと思う次第です。
増殖に変化があるのか(変化があるならどんな条件で)、形態が変わるのか、マーカーなどの変化はあるのか、リスポンスの高い細胞がないかなど。またそのリレプターやECMはどの細胞で発現してて、なにか生理的、病理的な関与は報告されているのか、KOマウスなどのモデルはあるか。マウスだけでなく他のモデル動物ではどうか(ハエ、エレガンス、酵母、魚、カエルなど)。
直接的ではないにしろ、公開されているRNseqやマイクロアレーのプロファイルで高い集団、低い集団などに分けるとなにか見えてこないかなども見ていてもいいだろうと思えます。
> 気になっているのは短時間であれば、FBSを抜いて飢餓状態にできますが、長時間培養になるとFBSを入れるので条件が甘くなるのかなとも考えています。
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FBSを抜いているのは早期の変化を見るための手法と思われますが、なぜ30分後とか1時間後とか見ないのか不思議ではあります。12時間後って細胞ヘタってないですか?加える前と後で比べているのですか、ECM+とーで比べてるのですか?
> 2. dishにcoatingした方がいいのか、培養液に入れた方がいいのかも悩んでいます。coatingすると、coatingしていない分は除くので、
浮遊細胞何でしょうか?コーティングがあまり効率よく細胞に刺激を与えないと言うなら、コラーゲンゲルやマトリゲルに混ぜ込んで3Dのような環境にすればどんな細胞にも接触しているという状況は作れると思いますが。結合しているところが外部から固定されているのがなにかのシグナルにならないかなと漠然と思ってます。
そういえばFAKのリン酸化カスケード、Fアクチン形成など細胞骨格の変化などは見ないのですか? |
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