本音とか建前とかあるとは思いませんが、この手の統計処理は従来の検定というよりは再現性をしめすツールとして使っているので独立した実験を3回以上繰り返し平均などを取るというのが通常だと思っています。「独立した実験を3回」というような記述は論文でも見かけるフレーズだと思います。日頃論文を読んでますか?
>細胞を起こすところから3回する
その必要はないと思いますが、Seeding plateから実験用に細胞を用意するところから3回ということでいいのだと思います。ただ継代すると細胞がかなり変わってしまうようなものであれば起こすところからというのはありなのかもしれません。
ただしNo.10463-2の指摘を否定するつもりはありません。そういうやり方も3回して同じ結論だったことを示せますから。ただしこの場合それぞれの独立した実験の間でどれくらいのブレがあるのかなどの情報がわかりにくくなってしまいます。場合によっては変化の度合いのバリエーションはなにか重要なことを示している可能性もあるのかもしれませんし、実験のブレを示すことによって、その実験ではどの程度分散が見られそれ、同様の実験をベースになにか実験を行うとき何回の独立した実験が必要かなどの情報にもなります。そこまでIn vitroの実験で活用している人は少ないかもしれませんけど。 |
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