ヒトpreadipocyteへの一過性遺伝子導入の条件検討がなかなかうまくいかず、良い試薬あるいは手順の問題がありましたらアドバイスをいただけると嬉しいです。
ベクターには一般的なプラスミドを使っておりHEK293のようにトランスフェクションの容易な細胞ではきちんとワークしているものです。論文や試薬メーカーの情報を参考にpreadipocyteに対してトランスフェクション試薬を種々検討していますが、プラスミドに含まれる蛍光を指標としたtransfection効率はせいぜい20-30%程度でtransfection効率をあげようとするとかなりの細胞死が出てしまいます(遺伝子導入2日後にRNA 量が無処置wellの 1/5-1/10)。遺伝子導入のときの細胞密度は 80% コンフルで、トランスフェクション試薬のみの CTRL では死細胞が出ないので遺伝子導入あるいはプラスミドに起因する細胞死と考えています。導入しているプラスミド自体はキットを用いて精製しており OD260/280、260/230の値は 1.8-2.1 と問題はなさそうでした。
脂肪細胞に対するおすすめの遺伝子導入試薬や手順上のコツなどありましたらアドバイスいただけると幸いです。よろしくおねがいします。 |
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