先日、1,2月前にGST融合タンパク質を精製しました。
その際は、NacalaiのGST-Acceptで精製したのですが、精製されたことは確認済みです。
今回、GSTを切除するProteaseでGSTを除去しようと思い、もう一度GST融合タンパク質をカラムに結合させ、バッファーを流し(Flowthrough 1 fraction)、そこにProtease溶液を加えて反応させ、その素通り画分(Flowthrough 2 fraction)にGSTが切断された目的タンパク質が含まれているというprotocolで実験を行いました。
ところが、CBB染色の結果、てっきりGST融合タンパク質がカラムに結合していると思っていましたが、Flowthrough 1 fractionに多量のタンパク質が入っており、どうやらGSTが切除されているようでした。
GST融合タンパク質は、時間が経過するとGSTとの結合が自発的に切れるということを経験したことがある方はいらっしゃいますでしょうか? |
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