covalentな結合だと2量体のまま泳動されるので、それに見合う分子量を示す。トランスグルタミナーゼによるGlnとLys間の架橋にような生理的な翻訳後修飾によるものもあるし、Dityrosineのようなアミノ酸側鎖の酸化傷害に起因する分子間架橋形成とかアルデヒド化合物による架橋など各種ストレスによる分子傷害によるものもある。
non-covalent な結合なら理論的にはダイマーになるはずで、実際に大体はそうなんだが、よくSDS-resistant interactionとか言うのだがSDSでも解体しないような強い相互作用でくっついてるものもたまにあってそういう時はnon-covalentでもモノマーにならない、ていうかオリゴマー化してさらに高分子量にもシグナルが見られることもある。アミロイド線維を形成するようなタンパク質とかでたまにそういうのある。こうしたSDS抵抗性についてはある種の糖鎖も関係してることがあるとかいう論文も昔見たことあるけど詳細忘れた。 |
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