実際に近くで状況を見てみないとなんとも言えないのだけど、、、
>自作のXL10Gは自分が作製したものではなく、聞くところによるとかなりコンピテンシーが低いそうです。
低くて実験に不都合なのであれば自分で作り直したらいいのではと、、、
>そこで4つほどピックアップしminiprepののちにシークエンスすると確かにものは採れていましたが、実はmini cultureでは大腸菌がなかなか増えてくれず、12-20 hでは濁りすら見られず、48時間ほど降ったらようやく濁ってきたのでmini prepしたという経緯があります。この時の大腸菌ペレットは黒かったです。
XL10Gだからというより、大腸菌以外のものが増えている可能性があると思います。なぜそうなったかはいろいろな原因があると思うので断言できませんが、出来上がったプラスミドが毒性のあるものをたまたま発現するようになったため大腸菌の増えが極端に悪くなったとか(コロニーで増えても液体培地で増えないことはたまにある)、そもそも培地がおかしかった(洗浄したあとデタージェントがたまたま残っていた器具を使って調製したとか、ないとは思うが抗生物質を間違えたとか)などなど。
コンピテントを作り直すか、近所のラボで違う株でもいいから使っているやつを分けてもらうとかして、ミニプレップで配列が読めているDNAをTransformationし直せばどうでしょうか。
また寒天上のコロニーは線画培養でもして、クローンを拾い直して、どうしても液体で増えないならコロニーをLBとかで懸濁して寒天一面に広げて、薄く膜ができているような感じまで増えてきたらそれを回収してプラスミドを精製してもいい(結構取れると思う)。 |
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