> His tag、Halo tagどちらの領域もタグ領域(配列)で、精製方法や目的で使用するタグを変えるということでしょうか?
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複数のタグがin-frameになっていて一個の融合タンパク質に両方のタグがつくようになっています。
精製にはどっちか一方だけ使うもよし、両方を組み合わせてもよし、戦術に関しても説明読んだら書いてあるんじゃないか。
> 上記のタグ領域の後のMCS内で、一般的にはインサートを挿入するかと思いますが、読み枠を合わせるために、MCS内の制限酵素領域を選択するイメージでしょうか?
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制限酵素断端で入れるときは、繋がった時にin-frameになるような制限酵素を選びます。
どうしても合わない場合でも、陥没末端のfill-in, 突出末端の除去による平滑化、あるいは陥没末端のpartial fill-inなどで読み枠あわせをするテクニックがあります。
最近じゃインサートをPCRで調製するのが普通になっているので、読み枠が合うようにプライマーに制限酵素サイトを入れればいいし、in-fusionのように制限酵素やライゲースに依存しないLICもあるので、読み枠合わせは自由度が高くかつ簡単になりました。 |
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