ibidiのチャンバースライドは、染色後にシリコンの仕切りを簡単に外すことができます。片側をちょっと持ち上げるだけで、ペロンと綺麗に剥がれます。接着剤を使っていないので跡も残りません。また、シリコンは再利用できるので、意外とコストパフォーマンスの高い製品だと思います。再利用する際は、蓋は捨てて、乾熱滅菌後のシリコン・スライドを滅菌シャーレに入れて使ってます。カバーグラスに貼り付ければ、Live imagingにも再利用できます。
あまりに綺麗に剥がれるので、カバーグラスを載せると、どこがウェルなのかわからなくなります。なので、シリコンの仕切りを剥がす直前に、スライドグラスの裏側から油性のマーカーでウェルの形をなぞっておくと、顕微鏡で観察する時の目安になって便利ですよ。 |
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