いつも勉強させてもらっています。
フローサイトメトリーにおける自家蛍光に関する質問をさせていただきます。
ある腫瘍細胞の培養株に対して、ある抗腫瘍薬を短時間投与した際の細胞表面へのとある分子への発現をフローサイトメトリーで検討しようとしています。
とある分子への抗体の蛍光色素としてはFITCを使用しています。
しかし、抗腫瘍薬を投与すると腫瘍細胞はクロマチンの凝集や核の膨張をきたすため、薬剤なしの細胞と比して、未染色コントロールでFITC蛍光を検出するFL1の検出器において自家蛍光が強く出てしまいます。
このような状況で薬剤投与の細胞と薬剤なしの細胞の蛍光強度を比較する場合、未染色コントロールの蛍光強度がそろうようにボルテージを調整して、その上でFITC標識抗体の反応を行った細胞での蛍光強度の比較を行ってもよいものでしょうか。
自家蛍光が無視できる波長の長い蛍光色素を使えばよいのでしょうが、事情がありFITCを用いる場合のこととさせてください
煩雑な文章となり申し訳ありませんが回答をお待ちしております。
よろしくおねがい申し上げます。 |
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