私のつたない頭脳と知識で考えてみますと
アダプターAを
5'A--
3'X--
アダプターBを
5'Y--
3'B相補--
と設定します。Forked adaptorでABはPCR primer配列です。
AだけがターゲットDNAとライゲーションすると
5'A--X 3'
3'X--A 5'
となり、プライマーがアニーリングする配列がなく増えません。
BだけがターゲットDNAとライゲーションすると
5'Y-- --'B相補3'
3'B相補--Y'5'
となり、アニーリングサイトが増加しない直線的増幅になります。
AとBとがターゲットを挟んでライゲーションすると
5'A----'B相補3'
3'X----Y'5'
となり、この場合のみA相補鎖の形成により2サイクル以降対数増幅します。
もう少し洗練した方法がありそうなのですが、まだ思い浮かびません。 |
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