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細胞播種時の再凝集について トピック削除
No.10217-TOPIC - 2022/01/31 (月) 11:11:53 - らら
MIN6細胞の播種時、細胞を蒔いたあと、dish底に落ちる前に細胞が固まってしまいます。
次の日に観察すると固まった細胞がくっついており、揺らすとペロンっと捲れます。
方法はPBSで洗浄→トリプシン処理→遠心→細胞カウント→播種です。
遠心後に蒔いた細胞では、こうならないのでコンタミの可能性は低いと考えられます。
気になることとして、ピペッティングで細胞をほぐした後、しばらく置くと細胞が再凝集していることです。もう一回同じ回数ピペッティングしないと単一細胞になりません。

なぜそうなるのか、助言お願いします。
 
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No.10217-8 - 2022/02/01 (火) 05:16:54 - おお
そういえば細胞のアグリゲーションを抑制する界面活性剤で毒性がかなり低いものが数年前にまあまあ使われるようになりましたね。Pluronic F127とかF68とか。場合によっては使えるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.10217-7 - 2022/01/31 (月) 21:46:37 - あの
その細胞は使ったことがありませんが、培養プレートは何かコートしてますか?


何もコートしていないなら、何かでコートすると良いかも。

(無題) 削除/引用
No.10217-6 - 2022/01/31 (月) 18:20:25 - 散々
EDTA入りのトリプシンを使うと凝集しなくなるそうですよ。

http://www.cdb.riken.jp/ctp/cadherin.html
カドヘリン発見物語
細胞-細胞接着と細胞‐基質接着における2価イオンの使い分け

(無題) 削除/引用
No.10217-5 - 2022/01/31 (月) 16:21:28 - らら
おおさん、ありがとうございました。
すぐにダマになることはあまりないのですね。
観察をしている最中に再凝集してしまうので凝集力が強まっているのかもしれません。
観察時間が長くて細胞がくっついてしまう可能性もあります。
このような出来事があった方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいです。

(無題) 削除/引用
No.10217-4 - 2022/01/31 (月) 14:06:04 - おお
そんなすぐにダマになるような細胞は経験がありませんが、お示しの細胞に関してはよくわかりません。細胞に生理的ダメージがないのであれば、まく直前、あるいはまいているときにピペッティングをやり直してもいいのかもしれません。細胞間の接着に関わるタンパクもありますし、そういうタンパクによる細胞間の接着はカルシウムにより安定化されます。トリプシンはそういう接着に関わる分子をなるべく剥がすためにEDTAを共存させますが、トリプシンを中和するため培地を加えると、培地のカルシウムも加わりますし、細胞間の接着も回復してくる可能性があります。

(無題) 削除/引用
No.10217-3 - 2022/01/31 (月) 13:17:24 - らら
おおさん、アドバイスありがとうございます。
すぐにまけば大丈夫です。
トリプシン処理のあと血清入り培地で反応を止めています。
遠心後と培地を除去→新しい血清入り培地で懸濁しています。

ピペッティングして細胞をほぐしたあと、少し時間を置いてまくと、細胞がくっついてしまうのですがこれが普通なのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.10217-2 - 2022/01/31 (月) 12:01:27 - おお
遠心後すぐにまくと大丈夫なのですか?
ならトリプシンが抜けてなくって、カウントしている間にダメージが進んでいるのでは?
そうであれば血清入りの培地で懸濁するとか、トリプシンインヒビターを加えるとかとで改善する可能性は高いと思いますが、

細胞播種時の再凝集について 削除/引用
No.10217-1 - 2022/01/31 (月) 11:11:53 - らら
MIN6細胞の播種時、細胞を蒔いたあと、dish底に落ちる前に細胞が固まってしまいます。
次の日に観察すると固まった細胞がくっついており、揺らすとペロンっと捲れます。
方法はPBSで洗浄→トリプシン処理→遠心→細胞カウント→播種です。
遠心後に蒔いた細胞では、こうならないのでコンタミの可能性は低いと考えられます。
気になることとして、ピペッティングで細胞をほぐした後、しばらく置くと細胞が再凝集していることです。もう一回同じ回数ピペッティングしないと単一細胞になりません。

なぜそうなるのか、助言お願いします。

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