そんなすぐにダマになるような細胞は経験がありませんが、お示しの細胞に関してはよくわかりません。細胞に生理的ダメージがないのであれば、まく直前、あるいはまいているときにピペッティングをやり直してもいいのかもしれません。細胞間の接着に関わるタンパクもありますし、そういうタンパクによる細胞間の接着はカルシウムにより安定化されます。トリプシンはそういう接着に関わる分子をなるべく剥がすためにEDTAを共存させますが、トリプシンを中和するため培地を加えると、培地のカルシウムも加わりますし、細胞間の接着も回復してくる可能性があります。 |
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