医学系大学院生です。いつも参考にさせていただいております。
周りにわかる人がおらず、ネット等での検索でも出てこなかったので質問させてください(もし既出であればごめんなさい)。
ある遺伝子のノックアウトマウスに対して肝臓癌発生モデル(CDAHFD+DEN等複数種類)を作り、発癌や伸展との関連を調べております。
できた癌および非癌部の組織を切り取り、以下のプロトコルでタンパクを抽出しました。
1.組織とステンレスビーズを入れたチューブに1M HEPES 20uL, 100mM AEBSF 20uL, 20x cOmplete protein inhibitor, ddw 1860 uLを入れてビーズショッカーで破砕
2.5M NaCl 10uL, 20% Triton X-100 25uLを加えて4℃, 40minロータリー。
3.14000rpm, 10minで遠心
4.supをprotein lysateとして使用
このときに、lysate内に白い浮遊物(voltexすると全体が白濁する)が視認されますが、これは脂質で宜しいのでしょうか。
この後にタンパク質定量をLowry法(脂質は関与しないはず)を基にしたDC protein assay(Biorad)で行っているのですが、その後のSDS-PAGEでタンパク量がバラバラだったり、そもそもprotein lysateが白濁しているのが気持ち悪いです。
肝臓に限らず同じような経験をされた方で何か解決策、もしくは「タンパク質定量には関係ないよ」等があれば、ご教授頂けると幸いです。 |
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