β-actinやGAPDHが常に変化しないという保証はありません。またいわゆる内部標準に使われるタンパク質は量が非常に多く、シグナルがすぐ飽和したり多すぎてメンブレンから脱落したりしてあまり当てになりません。なのでメンブレンをCBBとかポンソーなどでタンパク質染色して等量ローディングしていることを示す方が説得力あります。定量するならレーン全体をスキャンするとかできます。15年くらい前はレビュアーから内部標準タンパク質は当然必須、総タンパク質染色ハア?みたいな圧力がありましたが、ここ4、5年の間にいろいろ問題点も指摘されるようになり、それもあってイメージングアナライザーのメーカーが、westernのシグナルと全タンパク質を同時にイメージングできるような試薬を売ってたりとかで、総タンパク質染色の重要性が認識される流れになってきてると思います。 |
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