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免疫不全マウスの選択について トピック削除
No.10157-TOPIC - 2022/01/07 (金) 10:55:05 - ABS
いつも勉強させてもらっています。

現在、C57BL/6系統由来のマウス腫瘍細胞をC57BL/6系統マウスに皮下投与して皮下腫瘍を作成するモデルを用いて実験を行っております。
幸いなことに、実験結果として抗腫瘍免疫による抗腫瘍効果を認めており、今後免疫不全マウスを用いたさらなる検討をしたいと考えております。

当研究室ではヒト腫瘍細胞を用いたモデル作成には入手も容易であることからBALB/c-nu/nuを使用しています。
しかし、今回の実験は正常免疫マウスはC57BL/6系統を用いており、さらに腫瘍細胞もC57BL/6系統であることから、免疫不全マウスもC57BL/6系統を用いるべきではと考えております。

ところが、業者に問い合わせると国内でC57BL/6系統の免疫不全マウスの取り扱いはなく(他の業者で取り扱っている可能性はありますが)、輸入による取り寄せになると連絡を受けました。
費用もBALB/cヌードを用いるよりもはるかに必要であり、C57BL/6系統の免疫不全マウスを用いるか悩んでいるところです。

BALB/cヌードマウスでのモデル作成は可能であることは確認しており、同じ免疫不全であれば代用も可能なのでは?と思うところもあります。
以前C57BL/6系統マウスの免疫不全対照としてBALB/cヌードマウスを用いて実験を行っている論文を見かけたこともありますが、みなさまのご意見はいかがでしょうか。

ご教示いただければ幸いです。よろしくおねがいします。
 
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(無題) 削除/引用
No.10157-3 - 2022/01/11 (火) 09:50:25 - よっしー
B/6にこだわるのであれば,B/6背景のrag欠損マウスは売ってませんか?
DXさんのおっしゃる通り抗CD8抗体投与も安価で簡単で良いかもしれませんが.

(無題) 削除/引用
No.10157-2 - 2022/01/07 (金) 17:06:54 - DX
本業じゃないのでコメントです。

目的にも寄りますが免疫不全マウスを用いなくてもよい場合があります。例えば細胞障害性のT細胞が薬効に寄与していることを示すだけなら、抗体CD8抗体等を投与して薬効がキャンセルされることを見ることはよくやられているようです。

マウスがん細胞を変更してもよいなら、BALB/c系のがん細胞に乗り換えるのも手です。

免疫不全マウスは確かにBALB/c系のヌードマウスか、SCID、NOD SCID、NOG、NSG等がメインでC57BL系が使われているのを見たことがありません。

野生のBALB/cを放射線や薬剤で免疫不全状態にさせてしまうこともできなくはない?

免疫不全マウスの選択について 削除/引用
No.10157-1 - 2022/01/07 (金) 10:55:05 - ABS
いつも勉強させてもらっています。

現在、C57BL/6系統由来のマウス腫瘍細胞をC57BL/6系統マウスに皮下投与して皮下腫瘍を作成するモデルを用いて実験を行っております。
幸いなことに、実験結果として抗腫瘍免疫による抗腫瘍効果を認めており、今後免疫不全マウスを用いたさらなる検討をしたいと考えております。

当研究室ではヒト腫瘍細胞を用いたモデル作成には入手も容易であることからBALB/c-nu/nuを使用しています。
しかし、今回の実験は正常免疫マウスはC57BL/6系統を用いており、さらに腫瘍細胞もC57BL/6系統であることから、免疫不全マウスもC57BL/6系統を用いるべきではと考えております。

ところが、業者に問い合わせると国内でC57BL/6系統の免疫不全マウスの取り扱いはなく(他の業者で取り扱っている可能性はありますが)、輸入による取り寄せになると連絡を受けました。
費用もBALB/cヌードを用いるよりもはるかに必要であり、C57BL/6系統の免疫不全マウスを用いるか悩んでいるところです。

BALB/cヌードマウスでのモデル作成は可能であることは確認しており、同じ免疫不全であれば代用も可能なのでは?と思うところもあります。
以前C57BL/6系統マウスの免疫不全対照としてBALB/cヌードマウスを用いて実験を行っている論文を見かけたこともありますが、みなさまのご意見はいかがでしょうか。

ご教示いただければ幸いです。よろしくおねがいします。

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