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検定について トピック削除
No.10133-TOPIC - 2021/12/23 (木) 17:17:10 - Keigo

はじめまして。
卒論間近で検定の仕方で教えて頂きたいです。

薬物動態試験をラットを用いておこないました。
ラットに水または化合物(サンプル名は控えさえて頂きます)を添加し、MSでサンプルの濃度定量をしました。

その際に、サンプル投与群(投与前、1時間、3時間、6時間、12時間)の検定処理をしたいのですが、Stundent"s t-test、Tukey”s test、 Duunett testどれを用いたら良いでしょうか。

参考論文は、Tukey”s test、 Duunett testのどちらかを用いた統計処理の論文を確認しています。
宜しくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.10133-15 - 2021/12/27 (月) 11:37:18 - Keigo

FENさん

ご助言ありがとうございます。
一度、Tukeyで検定をおこなっていくことにしました。

後は、教授と相談してみます。

(無題) 削除/引用
No.10133-14 - 2021/12/24 (金) 16:49:48 - FEN
>サンプル群の投与前とサンプル群の投与1時間後の検定処理

すみません、勘違いしておりました。各時間で水群と化合物群を比較するものと読み間違えておりました。

水投与群と化合物投与群の両方を同じグラフにプロットし、そのうちのサンプル群の投与前とサンプル群の投与1時間後を検定するものと仮定すれば、

1.水投与前 2.水投与1時間後 3.化合物投与前 4.化合物投与後

の場合であれば、4つのプロットを含む1つのグラフができます。したがって、 Two-way repeated measures ANOVA で分散分析し、Tukey でサンプル群の投与前とサンプル群の投与1時間後を検定するので良いのではないでしょうか? 論文みると、Bonferroniで検定してるものも出てきますが、Duunett と同じ数値が返ってくると思います。Duunett だと意図が異なる検定になるので、私なら Tukey でやります。

(無題) 削除/引用
No.10133-13 - 2021/12/24 (金) 11:56:02 - Keigo

FENさん

>水および化合物投与前後の2群の経時変化を調べてるんですよね?

はい。そうなります。
水群は、投与前・1時間後・1時間・3時間・6時間・12時間のn=8で、
サンプル群は、投与前・1時間後・1時間・3時間・6時間・12時間のn=8になります。

この際に、サンプル群の投与前とサンプル群の投与1時間後の検定処理に困っておりました。

(無題) 削除/引用
No.10133-12 - 2021/12/24 (金) 11:49:54 - Keigo

sさん

>ANOVA + post-hoc testはそれ自体、多重検定になるので良くないという主張があります。

https://biolab.sakura.ne.jp/anova-post-hoc-multiple-comparison.html

WelchのBonferroni補正で十分な気がするけど。すべてのpairwise比較が必要ないなら多重度は適宜減らしてください。Bonferroni補正は保守的(Type II error高め)ですが、これで有意性が消失する効果量なら追及しても仕方ないと思います。(big dataの場合はまた別)

WelchのBonferroni補正では、有意水準5%で有意差がありました。

(無題) 削除/引用
No.10133-11 - 2021/12/24 (金) 11:36:58 - FEN
水および化合物投与前後の2群の経時変化を調べてるんですよね?

それなら、Two-way repeated measures ANOVA で分散分析して、その後は各時間毎にみれば2群比較なわけですから、ここはt-test で良いと思います。この場合、確かに等分散でなければ、Welch's t-testでも良いと思います。1つがコントロールなので、Duunett testでも良いと思います。Bonferroni である必要は無いとおもいます。

どなたかが仰ってるように、「絶対」正しいに拘るとちょっと自信がありませんが。

勘違いでしたら済みません。

(無題) 削除/引用
No.10133-10 - 2021/12/24 (金) 11:31:35 - Keigo

あおさん

>the assumption of equivalence of variance
を考えると多分どれもトリッキーではありますが、従来の検定(パワーアナリシスなどをして、どれくらいのサンプル数が必要でなどの段取りを踏んだ上での検定)ではありませんので、まあどっちを使おうとかまわないでしょう。

過去の文献を調べると、大体n=5〜10程の文献がありました。
n=8でおこなっております。
 
 
>よくわからなければT testでBonferroni補正とすることは私的にありますが、それでもStundent’s t-testでは等分散でなければ問題が出てきますしその代わりにWelch's t-testほうがいいという事もおおいい。

等分散について指摘されても耐えうるようにとするなら、Dunnett T3、Dunnett Cなど一部のソフトではできるようなのでそれを使うといいでしょう。

ただしこのような探究型の実験においてそれほど深い議論はあまり意味がないし、議論されることは殆どないと思います。なのでどれでもいいよって感じです。

https://www.ijntse.com/upload/1447070311130.pdf

jstatのソフトを持っております。PDFありがとうございます。
一度読んでみます。

 

(無題) 削除/引用
No.10133-9 - 2021/12/24 (金) 11:21:22 - Keigo

FENさん
(薬物×時間)に対しては Two-way repeated measures ANOVA を行い、そこで有意差があれば、各時間に対する水とサンプルの比較を post-hoc test として student t-test を行う

ではダメでしょうか??

この場合、水の投与前群と化合物の投与前群、水の投与後1時間後と化合物の投与後1時間後という比較で、 post-hoc test として student t-test を行う形でしょうか。

化合物の投与前群と化合物の投与後1時間後群の比較を、post-hoc test としてstudent t-testは、多群間で2群間の比較になるのではないかと思うのですが、これは問題ないのでしょうか。

お手数をおかけしますが宜しくお願いします。

(無題) 削除/引用
No.10133-8 - 2021/12/24 (金) 10:53:42 - s
ANOVA + post-hoc testはそれ自体、多重検定になるので良くないという主張があります。

https://biolab.sakura.ne.jp/anova-post-hoc-multiple-comparison.html

WelchのBonferroni補正で十分な気がするけど。すべてのpairwise比較が必要ないなら多重度は適宜減らしてください。Bonferroni補正は保守的(Type II error高め)ですが、これで有意性が消失する効果量なら追及しても仕方ないと思います。(big dataの場合はまた別)

(無題) 削除/引用
No.10133-6 - 2021/12/24 (金) 08:36:32 - おお
the assumption of equivalence of variance
を考えると多分どれもトリッキーではありますが、従来の検定(パワーアナリシスなどをして、どれくらいのサンプル数が必要でなどの段取りを踏んだ上での検定)ではありませんので、まあどっちを使おうとかまわないでしょう。

よくわからなければT testでBonferroni補正とすることは私的にありますが、それでもStundent’s t-testでは等分散でなければ問題が出てきますしその代わりにWelch's t-testほうがいいという事もおおいい。

等分散について指摘されても耐えうるようにとするなら、Dunnett T3、Dunnett Cなど一部のソフトではできるようなのでそれを使うといいでしょう。

ただしこのような探究型の実験においてそれほど深い議論はあまり意味がないし、議論されることは殆どないと思います。なのでどれでもいいよって感じです。

https://www.ijntse.com/upload/1447070311130.pdf

(無題) 削除/引用
No.10133-5 - 2021/12/24 (金) 08:09:30 - FEN
(薬物×時間)に対しては Two-way repeated measures ANOVA を行い、そこで有意差があれば、各時間に対する水とサンプルの比較を post-hoc test として student t-test を行う

ではダメでしょうか??

(無題) 削除/引用
No.10133-4 - 2021/12/24 (金) 01:27:39 - Keigo

3えrgthさん

1. 投与した物質の体内(血中)での濃度変化を追跡したいと言うことですか。クリアランスとか臓器への集積とか。その場合、投与した物質は化学合成した人工の化合物でしょうか、それとも生体成分としても存在しているものでしょうか。つまり投与前群でもバックグラウンドとしてある程度検出されるようなものでしょうか。

投与した物質の血中の濃度変化を確認しています。
投与物質は、化学合成のした人工の化合物になります。
投与前においては、ほとんど検出されることはないです。

(無題) 削除/引用
No.10133-3 - 2021/12/23 (木) 21:03:24 - 3えrgth
1. 投与した物質の体内(血中)での濃度変化を追跡したいと言うことですか。クリアランスとか臓器への集積とか。その場合、投与した物質は化学合成した人工の化合物でしょうか、それとも生体成分としても存在しているものでしょうか。つまり投与前群でもバックグラウンドとしてある程度検出されるようなものでしょうか。

2. もし1でなければ、その薬剤を投与した時の何か特定の生体成分の変化を追跡したいと言うことですか。


実験の目的によって比較すべきものが変わってきますので、それに応じてどの検定法を適用するかも変わってくると思います。

(無題) 削除/引用
No.10133-2 - 2021/12/23 (木) 18:28:50 - G25
何と何を比較して検定するのですか?
どの検定を使うかは、まずそれからです。

検定について 削除/引用
No.10133-1 - 2021/12/23 (木) 17:17:10 - Keigo

はじめまして。
卒論間近で検定の仕方で教えて頂きたいです。

薬物動態試験をラットを用いておこないました。
ラットに水または化合物(サンプル名は控えさえて頂きます)を添加し、MSでサンプルの濃度定量をしました。

その際に、サンプル投与群(投与前、1時間、3時間、6時間、12時間)の検定処理をしたいのですが、Stundent"s t-test、Tukey”s test、 Duunett testどれを用いたら良いでしょうか。

参考論文は、Tukey”s test、 Duunett testのどちらかを用いた統計処理の論文を確認しています。
宜しくお願いします。

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