マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞の活性化マーカーと知られているMHCU分子の発現量が無刺激BMDMと比較して、LPS刺激BMDMで低下してしまいました。
実験内容としては、L929 mediumにより分化誘導させたのBMDMをM1型BMDMへ誘導させたく、LPS刺激を行い、その指標のひとつとしてMHCU分子発現量を評価しました。
検討条件としては、分化後のBMDMへLPS刺激(0,50,100,500,1000ng/ml)を行いました。定量方法としては、FCM解析によりgMFIを算出しました。
しかし、結果としては、0ng/ml群と比較して、すべてのLPS刺激群で顕著なMHCU発現の低下が引き起こってしましました。
多くの文献では、活性化刺激によりBMDM上のMHCU発現が上昇するという記述がされているのですが、なぜ本実験ではその逆の現象が見られてしまうのでしょうか。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。 |
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