ちょっと時間が立ってしまいましたが、色々アドバイスも出ているようです。
それに加えてですが、同僚とかにうまく行っているサンプルとプライマー(あなたの対象の遺伝子でなくてもいいでしょう)を分けてもらって、あなたの手で増幅できるか確認してみるといいです(同時にあなたのサンプルもPCRするのがベストです)。
両方かからなければ、あなたの手技やあなたが使っているなにかに問題がある可能性が高いです。
同僚のサンプル、プライマーのほうがかかり、あなたのサンプルがかからないなら、共通してない何かがおかしいことになります。それはプライマーとかかもしれません。プライマーがなにかの理由で(分解とか、コンタミとか)ワークしなくなったのであれば、おおもとがあればそれを起こしてくるか、購入し直すかという考えに至るかもしれません。
またプライマーセットの特性はそれぞれ大きく異なります。かからないプライマー、かかりにくいプライマー、ある酵素に相性がいいプライマー、条件がある程度揃わないとかからない扱いが難しいプライマーもあり、逆に何がどうころんでも増幅できそうなプライマーもあります。
で言いたいことはそのプライマーの至適条件が狭いためどこか微妙な違いでかからないとか言う可能性です。まあそれならプライマーを設計し直すのも視野に入ります。その前にやれそうなこととしてはタッチダウンを試してみてください。ゲノムとか複雑性の高いサンプルから特異的な配列を増幅させるには優れた方法です。細かいことはタッチダウンPCRとかで検索してみてください。 |
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