抽出スケールにたいして組織試料がオーバーロード気味のときなんかに、ペレットを溶解したときに白濁することはあります。脂質のせいというよりタンパク質などのキャリーオーバーが主だと思いますが。そして濁っていたとしても、オーバーロードなので当然ながら、TGアッセイはそれなりの高値が出ます(線形性はさておき)。
そもそも、TGアッセイはホモジネートに超音波をあてて脂質を乳化しただけのサンブル(タンパク質や糖質のアッセイを同時に行うため)でもworkするものですし、疎水溶媒に溶けている脂質も水系のアッセイ反応液に入れれば溶解度が下がるのは当然で(「ウェルあたり2μL、そして300μLの測定用発色試薬を分注していますが、わかりやすく白濁しています」←そういうことですね)、
それでもworkする系なのですから、問題があるとすればそこじゃないと思います。 |
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