はじめまして!大学院で骨芽細胞研究を始めて5ヶ月になるものです。
当研究室では骨芽細胞の系を立ち上げ段階で、経験の少ない領域であり煮詰まってしまったためご相談させて頂きます。
現在、MC3T3-E1にascorbiic acid、およびβ-glycelophosphateで骨芽細胞分化をさせているのですが、あるとき血清を変更してから培養時の細胞増殖性が極めて不良になり、また分化の度合いも悪くなってしまいました(pNP活性:7日培養でもともと150pmol/μg protein以上であったものが50以下まで低下しました)。そこで血清のロットチェックを行ったところ、血清ごとに細胞増殖性が異なること、分化の程度には特に大きな差がでてしまうことに気付いたところです。そこで、今後使用する血清について絞り込みをしていこうと考えているのですが、
@分化の度合いについてALP活性だけでなく、col-1aのPCRでの発現レベルの比較も入れるべきか。またその他に検討すべき評価項目はあるのか。
AALP活性は具体的にどの程度あれば十分骨芽細胞分化したと言えるのか
についてご教授いただけませんでしょうか。
特にcol-1aについては、論文により7日培養してもmRNAの発現レベルが2倍程度にしかならないとする論文もあれば、数十倍まで上昇するとするものもあり一定の見解がない印象です。何卒よろしくお願いします! |
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