RNAi とsiRNA Oligo Duplexes は合成されたRNAで、siRNAようTransfection試薬(リポフェくたミンのたぐいとか)があれば導入できます(昔はDNA用のものを使っていてよく入る細胞ならそれでもうまくいくはずです)。発現はTransient(導入して安定導入株は得られません)。
shRNA Plasmids はもしかしたらLenti作成用と普通の発現ベクターがあると思います。両者とも基本的にTransfection用試薬で導入してTransient やStableで使用可能ですが、私の知り合いの経験ではどうもshRNAのInverted repeatの部分があまり安定でないのか安定株は全滅でした(複数の遺伝子で)。プラスミドですので必要に応じて大腸菌に導入してプラスミドを調製することができますので、一度購入して使い切っても買い足す必要はない(自身のラボでプラスミド抽出できるなら)です。
上記の2種類はエレクトロポレーションでもいいかと思います
shRNA Lentiviral Particlesはレンチウイルスのゲノムの一部をshRNAに入れ換えたもので、それを感染して安定導入株を作るものです。私の手ではよくワークしています。試薬としてはポリブレンなど感染増強で使われるようなものが必要かもしれません(なくてどの程度導入できるかはわかりません)。ただし感染するものを使うわけですから必要なBiosafety levelの施設、設備で廃液等も必要な処理をちゃんとすることが前提です。 |
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